鍼灸科夜間特修コース 在校生インタビュー④
[柔道整復師×アスレティックトレーナー×鍼灸師]R.U さん(3年生)
ソフトボールに携わりたくて
子供の頃から運動が好きで、中学、高校ではソフトボール部に入部していました。将来もソフトボールに携わりたいと思い、柔道整復師とアスレティックトレーナーを目指して大学に進学しました。高校の女子ソフトボール部に帯同したこともあります。大学の先生方の多くが鍼灸師の資格を持ち、スポーツ現場での鍼灸によるアプローチはニーズが高いと聞きましたので、大学卒業後すぐに鍼灸師の資格取得のため東京医療専門学校に入学しました。
夜間特修コースを選んだ理由
東京医療専門学校のオープンキャンパスで担当の先生とお話ししたとき、すごく優しくて、質問に対して丁寧に答えてくださり、「いろいろ相談していいよ」とおっしゃってくださいました。鍼灸科付属施術所の研修生のお話も非常に具体的で、とてもよい印象だったので入学を決めました。夜間特修コースは授業料が安いので、その点も助かります。
通学時間が勉強時間
大学時代は接骨院で働いていました。ほかの医療関係も経験してみたかったので歯科医院でアルバイトをしています。患者さんの口腔内を見る機会があれば東洋医学の舌診を考えながら観察します。週3日から4日、午後3時まで仕事をして、テストが近くなると出勤日を調整します。
通学には往復で3時間ほどかかりますが、電車内は勉強に集中できるので、iPadも活用して効率的に勉強するようにしています。
卒業後は鍼灸をメインに
入学当初は柔道整復師、鍼灸師の資格を活かしたアスレティックトレーナーになろうと考え、2年生のときに日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得しました。しかし今は、学校で鍼灸を学び、さまざまな疾患やちょっとした体調不良にも対応できる鍼灸に魅力を感じています。たとえば腰痛で来院した患者さんの手足に冷えがあれば、鍼灸は冷えにもアプローチできます。 卒業後はアスレティックトレーナーにこだわらず、鍼灸をメインに治療をしたいと思います。
この授業が魅力!
「東洋医学概論」の岡田 智和 先生の授業が楽しいです。岡田先生は優しさにあふれています。高野 耕造 先生の「はり実技」は臨床的な内容が豊富で、今まで習ってきたことにプラスしたアプローチ方法を学ぶことができます。
学校以外での実技の練習
実技の授業で習ったことは自宅へ帰って自分の身体で復習します。自分の身体の変化を感じながら練習を継続しています。
1・2年生へのメッセージ
3年生になって振り返ると、1・2年生のうちにもっといろいろな施術所へ行って鍼灸治療を受けておけばよかったなと思います。勉強の面では、3年生になる前に経穴をしっかり覚えるとよいでしょう。
入学を検討している方へ
夜間特修コースは看護師、薬剤師、柔道整復師など医療系の資格を持つ同級生が多く、雰囲気が落ち着いています。仕事をしながら通学している同級生からは必死な様子が伝わってくるので、「私も勉強しなきゃ」と刺激を受け、成長させてもらえる場所だと思います。
- インタビューは2022年に実施しました。