あじさい鍼灸マッサージ治療院 / 院長

甲野 功さん

卒業学科 / 鍼灸マッサージ科、柔道整復科、鍼灸マッサージ教員養成科

取得資格 / はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師、柔道整復師、教員資格(鍼灸マッサージ)

QUESTION01

現在のお仕事

開業のきっかけは東日本大震災。自分の子どもや親、地域の皆さんに役立つ場所を作りたく、自宅そばに「あじさい鍼灸マッサージ治療院」を開業しました。土壌や時間等で花の色を変える「紫陽花(あじさい)」。鍼灸マッサージ・柔整・養成科とトリプルで学んだ経験を土壌に、紫陽花のようにその人の症状、環境、訴えによって色を変えられる術者でありたいという願いを込めています。

QUESTION02

目指したきっかけ

サラリーマン時代、免疫力が落ちたのか麻疹に罹り入院を余儀なくされた時に、不況に影響されない健康に関する仕事、手に職を持ち、自分らしく生きたいと思いました。退院後に退職し、民間の整体師資格を取りましたが、国家資格が必要と思い直し、授業時間帯が自分のライフスタイルに合うこと、また歴史や実績から呉竹学園を第一志望にしました。

QUESTION03

学校生活の思い出

在学中からボランティアで社交ダンス選手のサポートを行っていました。分野での先人がいないため、自分が切り開くつもりでした。「これは選手に使える技術だ」「この知識は選手に必要だ」など常に実際の選手を心に浮かべながら毎日の授業を受けました。経穴を覚えたり、包帯固定などの自主練習で集まった仲間と互いに刺激しあい、将来のことを話したことが良き思い出です。

QUESTION04

仕事のやりがい

患者さんから感謝してもらえること、経営戦略がうまくはまって効果が出ること、経営者として外部の人と交流する楽しさなど、会社員(従業員)時代にはなかったことを経験しています。結果がダイレクトに返ってくるのでシビアに成長を実感し、術者と経営者の2つの立場をいい意味で楽しんでいます。

Wライセンス

現場経験での必然性から、進学を決意。
開業した今、すべての学びと経験が活きています。

鍼灸マッサージ科卒業後、鍼灸整骨院に就職した時のことです。外傷の患者さんと小児の患者さんに対して知識も技術も無く手に負えなかった経験から、柔道整復科に進学しました。柔道整復科卒業後は開業と考えていましたが、家族や大切な人が大病になった際に、伝統的な東洋医学をしっかり知らないと何もできないと思い、鍼灸マッサージ教員養成科への入学を決めました。どちらも卒業して1年間現場に出て、現場経験の中から必然性を感じ進学を決めました。開業した今、3つの科で学んだこと、会社員時代の経験、これまでの人生すべてが活かされていると感じています。

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