QUESTION01
現在のお仕事は?
現在は日本航空ラグビー部においてメディカル面を中心にトレーナーを務めています。選手の怪我の予防やケア、競技復帰までのトレーニングを指導しています。常に意識しているのは「自分で診ることができる範囲かどうか」の判断を見誤らないこと。自分が何を出来るかよりも、選手にとってどんな治療や対応が必要なのかを正確に判断することが大切だと思っています。
QUESTION02
呉竹学園で学んだことは?
授業はわかりやすく、国家試験対策もきめ細かく万全です。東洋医学や現代医学の基礎はもちろん、内臓疾患・運動器疾患への対処ができるようになりました。卒業後は呉竹学園附属 東洋医学臨床研究所でトレーナー活動に従事しました。不調を訴えた選手の傷害評価、コンディショニング、鍼による疲労回復や痛みの緩和などを行い、さらに選手を支えるマネージャーには熱中症対策セミナーを行うなど、トレーナーとしてのスキルを磨くことができました。
QUESTION03
後輩へのメッセージ
在学中に東洋医学や現代医学の基礎を学び、病気の知識まで得られたことが今に活きています。選手の筋肉や骨のトラブルの対処だけでなく、内臓疾患などへ原因を広げて考えられるようになり、さらに信頼を得られるようになりました。ケガに悩んでいた選手に対して鍼灸を用いた治療手段が適切だろうと判断し、治療を行なった結果、その選手の活躍でチームが勝利した瞬間、チームの一員として貢献できたことを実感し、トレーナーとしての大きなやりがいを感じます。