QUESTION01
この道を選んだきっかけは?
⼩学1年⽣からサッカーを始め⾼校まで打ち込みました。中学時代に膝をケガした時にお世話になった鍼灸整⾻院の先⽣に憧れて「サッカーチームのトレーナーになる!」という⽬標ができました。高校3年生の時にケガで⼤会に出られず悔しかったことが、ケガで挫折する選⼿を減らしたいという思いにつながっています。
在学中、スペインでサッカー留学のサポートをされている方とお会いしたことが留学のきっかけです。学校の先生が後押ししてくれたおかげで、卒業後すぐに出発。バルセロナにある3部リーグ所属のサッカーチームに帯同し、毎⽇練習前のテーピングやケガの処置を担当しました。練習後には鍼灸を使って選⼿のケアをし、とても喜ばれました。肩を脱⾅した選⼿の応急処置をしたこともあります。最終的にはチームから信用され、すべてを任されるようになり、今の自分につながる貴重な経験ができました。
QUESTION02
この仕事の魅⼒・やりがい
帰国後、千葉県の北⼩⾦で鍼灸の施術院を開業しました。⾻折や脱⾅、捻挫(ねんざ)などケガの処置や、腰痛や肩こり、頭痛などで悩む⽅への施術を⾏うかたわら、フットサルチームでトレーナー活動もしています。この仕事の魅⼒は⼀⼈ひとりにしっかり向き合い、⾃分の⼿で⼈助けができること。「ありがとう」と笑顔で感謝される時には、やりがいを感じると同時に、もっと知識や技術を⾼めなくてはと気持ちが引き締まります。そのためケガをした選⼿がより早く復帰できるようにドクターとの連携を強め、鍼灸だけでなく理学療法も学んでいます。今はプロを目指す若い選手たちを中心にサポートしたいと考えています。将来は、もう一度世界で挑戦することが夢ですね。