QUESTION01
1) 現在のお仕事内容は?
沖縄統合医療学院の学校長を務めています。沖縄県初の鍼灸学科の開講を主導したのが始まりです。学科長、学術部長、学院長兼学校法人設立準備室長を経て現職に就き、さらに複数の新学科の開講を果たし、学院を医療と福祉の総合教育機関に発展させてまいりました。現在は、柔道整復学科、鍼灸学科、理学療法学科、社会福祉学科を運営しています。尚、沖縄県で鍼灸学科を擁する学校は、現在でも本校のみとなっています。
QUESTION02
2)やりがいや責任についてお聞かせください
3年間の学修期間において、入学生の皆さんの成長が肌で感じられるのが何よりのやり甲斐です。校長職ではありますが、常に現場主義で各学科での授業を受け持っており、学生の皆さんと交流することができ、とても充実した毎日を送っています。臨床・教育・研究を両立の続けていくこと、また、リーダーとしての品格を持ち続けていくことが後進の育成につながっていくと考えています。
QUESTION03
3)先に柔道整復師を目指されたと聞きましたが、そのきっかけは?
大学を卒業し、大規模な医療法人に入職しましたが、そこでの経験が柔道整復師・鍼灸マッサージ師を目指すきっかけとなりました。医療機関経営を担うべく日々様々なことを吸収する生活を送っていましたが、医療資格職ではなかったため患者様への診療に直接関わることはできず、専門職に憧れが芽生えました。ドクターやコメディカルの先輩や同僚との交流のなかで学びを得て、積極的な治療のできる医療従事者を目指そうと考えるようになりました。そこで、医療系資格職を志すのであれば独立開業権がある国家資格者を目指そうと思ったのが始まりです。
QUESTION04
4)在学時代の思い出について教えてください
同じ志を持った学友がたくさんできて、本当に充実した毎日を過ごすことができました。感謝しかありません。今でも、彼らとの交流は盛んで、困ったことがあれば相談したり、その逆もあります。沖縄を本拠としているため、呉竹学園同窓生の沖縄旅行のアテンドをすることも多々あります。
QUESTION05
5)今後の夢や展望について
私自身が夢を叶えることができた鍼灸マッサージ・柔道整復業界をもっともっと盛り上げていけるように恩返しをしていきたいと考えています。業界に関わる方々と協力し合って、これからの我が国を担っていく若者が目指したいと思える魅力のある業界を築いていきたいという気持ちでいっぱいです!!
Wライセンス
柔道整復師の資格取得後、本校鍼灸マッサージ科に進学、ダブルライセンスを目指したのは?
「治療の幅が広がる」の一言に尽きると思います。急性、亜急性の外傷のみならず、慢性疾患や不定愁訴の患者様にも対応できるのに加え、西洋医学での治療に限界を感じた方々にも最後の砦として受診していただける医療であるということに魅力と無限大の可能性を感じ、チャレンジしました。
さらに、鍼灸マッサージ教員養成科に進学したのは?
“2年間で10年分の臨床経験”を掲げている呉竹学園の教員養成科は、現代鍼灸、経絡治療(古典鍼灸)、中医学の三本柱をバランス良く学ぶことのできるアドバンスド・コースとなっており、短期間で最大限のスキルアップができるというのが一番の志望動機でした。実際に、ここで学んだことが現在の仕事に大きく生きています。