QUESTION01
現在のお仕事は?
静岡県浜松市にあります『専門学校 浜松医療学院』にて専任教員をしております。
担当科目は「東洋医学概論」「東洋医学臨床論」「臨床医学各論」「はりきゅう理論」「骨格筋への鍼通電療法の実技」です。学科の仕事以外に『学友会』の担当をしているため、委員の学生と体育祭やイベントの企画運営を行っております。
「教員」の仕事の魅力は、在学中の3年間、学生の皆さんの「成長」に携わることができること。自身の中で最も大きなやりがいと考えおります。1年生〜3年生それぞれに担当科目がありますので、いろいろな成長を見られます。「勉強が苦手だが、勉強に立ち向かって行けるようになる学生」「細かな作業が苦手だが、痛くなく鍼を刺せるようになる学生」「敵対するような眼差しから、尊敬を含む眼差しになる学生」「リーダーシップをメキメキと伸ばしていく学生」など、入学時と卒業時では「知識」も「技術」も「人間性」も大きく成長していく姿が見られるのは、この仕事の特権だと思います。

QUESTION02
鍼灸師を目指したきっかけについて
小学校3年生から高校3年生までサッカーをして来ました。毎日、日が暮れるまでチームメイトと切磋琢磨していました。高校2年生の時、『腰椎椎間板ヘルニア』になり、まともにプレーできなくなってしまいました。困っていると、他の高校のサッカー部に所属するトレーナーがいる鍼灸整骨院があると友達が教えてくれ、そこに通うようになりました。鍼治療はその時初めて受けたのですが、痛みは無く、なんなら心地よいくらいの刺激でびっくりしました。そうするとみるみるうちに良くなり、あっという間にプレーできるようになっていました。
元々スポーツに関わることを学べる進学先を考えていたため、こんな風にスポーツへ携われる仕事もいいなと思いこの道を選びました。

QUESTION03
上京して教員養成科に入学しようと決意したのは?
学生時代から鍼灸整骨院でアルバイトをしており、その延長線でそこに就職しました。
就職後は順風満帆な鍼灸師ライフを過ごして「これなら自分で開業して食っていけそうだ」と思いました。若気の至りですね(笑)
ただ、もう少し技術を身につけたいと思っていた時に恩師の鈴木得二朗先生、西川隆一先生に相談し、教員養成科への進学を後押ししていただきました。その中でも鈴木得二朗先生の「若いうちに色々な所で、いろいろ学びな!気づいた時には宝になってるよ。」この言葉が決定打でしたね。
開業を視野に教員養成科に進学したのですが、将来を決める際にもこの言葉が頭をよぎり、教員になることを決意しました。

QUESTION04
本校在学中の思い出
エピソードがありすぎて困るんですが、一言で言うと充実しすぎていましたね(笑)
クラスメイトが鍼灸に関してすごくアツく、実技の練習を頻繁に行ったり、自分が知っている知識を共有したり、授業以外のところでも多くの学びがありました。
クラスメイトの事が好きすぎて、卒業前の飲み会で号泣したのはいい思い出です(笑)
QUESTION05
これからの夢、メッセージ
目先の夢としては、現在担任をさせてもらっているクラスを全員合格させることですね。
治療家として患者さんを担当するのも、クラスの担任になるのも一緒で、その方の将来像にあった結果を出せるようにサポートしていきます。
教員養成科では最高峰の知識や技術を学べるため、自身の能力を底上げしてくれる特殊な場所です。
自身ではまだ見えていない伸び代を極限にまで伸ばしてみませんか?
