医療・介護からスポーツまで幅広い分野で、 社会ニーズに応えられる人材を育成します。
柔道整復科
- 目指す資格
- 柔道整復師
- 四谷本館 3年制
- 【Ⅰ部】 9:30-12:40(月-土 週6日制) ※週に1日(平日)は9:00-16:40となります。
柔道整復科では、現代医学の基礎から応用までを段階的に学び、 骨折や脱臼、捻挫などの外傷を整復・固定・後療で回復させる技術を修得。 医療やスポーツ、介護など多分野で活躍できる、運動器のスペシャリストを養成します。
POINT
3つの特色
POINT.01
即戦力として活躍できる 実践的なカリキュラム
文科省「職業実践専門課程」に認定されるカリキュラムで、実践的な職業教育を推進。 柔道整復師への多様なニーズに応える技能と臨床力を養うため、即戦力として活躍できます。POINT.02
学生一人ひとりと 向き合う指導体制
担任制の導入により、学習方法の支援や個別指導、補習・補講など、こまやかな指導を実現。コミュニケーションを重視したサポートで、一人ひとりをフォローアップします。POINT.03
国試から研究発表まで トータルにサポート
国家試験を意識したカリキュラムに加え、補習や学習サポートで日々の学びをバックアップ。さらに学術研究発表やゼミなど、学生個々のニーズに応える柔軟な支援体制を整えています。目指す資格
- 柔道整復師
- 国家試験合格率
- 81.8%
- ※2023年度(2024年3月発表)
- コラム
- 資格を取得するには
- 厚生労働大臣(または文部科学大臣)の指定を受けた養成学校において、3年間(または4年間)の課程を修了することで国家試験の受験資格が得られます。
OUTLINE
学びの概要
現代医学の基礎から応用までを段階的に学び、柔道整復の正しい技能を修得します。
人体の構造機能と外傷を理解し、 医療人としての意識を育む。
人体の構造機能と外傷の全体像を理解するとともに、実践的な指導で運動機能評価法や患者への対応、職業倫理などを学びます。カリキュラム
基礎分野 | 総合基礎Ⅰ(社会福祉論、運動と健康、医療英語 など)、総合基礎Ⅱ(こころの科学 など) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
専門基礎分野 | 人体構造学Ⅰ、人体機能学Ⅰ、柔道の成り立ちと職業倫理 | ||||||
専門分野 | 柔道整復治療法基礎、運動機能障害評価、患者対応基礎 など | ||||||
臨床実習 | 本校の附属施術所で行う実習 | ケースカンファレンス(患者急変時対応 など) | |||||
学外の協力施設で行う実習 | 臨地見学実習(接骨院、整骨院) |
より実践的な授業で基礎力を固め、 柔道整復術と臨床医学を修得。
実践を重視した授業により1年次の学びへの理解を深め、柔道整復術の実践法や整形外科学等の臨床医学を修得します。カリキュラム
基礎分野 | 総合基礎Ⅲ(人間と生活 など) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
専門基礎分野 | 人体構造学Ⅱ、人体機能学Ⅱ、柔道整復の適応判断、運動器診断治療学 など | ||||||
専門分野 | 柔道整復論臨床Ⅱ、柔道整復治療法応用 など | ||||||
臨床実習 | 本校の附属施術所で行う実習 | ケースカンファレンス(療養費支給申請書作成 など) | |||||
学外の協力施設で行う実習 | 臨地見学実習(整形外科、クリニック、スポーツ施設 など) |
治療の理論と実践を身につけ、 国家試験に向けた学習を強化。
2年間の学びをまとめ上げ、損傷の判断方法、治療計画の立案、治療の実践を修得。国家試験に向けた強化学習を行います。カリキュラム
専門基礎分野 | 関係法規、柔道の成り立ち | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
専門分野 | 柔道整復論臨床Ⅲ、柔道整復総合、柔道整復治療法総合 など | ||||||
臨床実習 | 本校の附属施術所で行う実習 | ケースカンファレンス(症例検討 など) | |||||
学外の協力施設で行う実習 | 臨地実習(接骨院、整骨院)での症例把握、治療経過観察 など |
PICK UP!
教育サポート
キャリアサポート
(就職・独立支援について)
接骨院、整形外科、スポーツ分野、介護分野、独立開業(経営者)など、各分野で活躍する卒業生によるキャリアガイダンスは1年次から実施。将来の姿を具体的にイメージして臨床実習カリキュラムに臨みます。全国各地からの求人情報を閲覧できる「求人検索システム」の活用や履歴書の書き方、面接の受け方指南も個別に行います。さらに年3回の「合同企業説明会」により、採用担当者と直接話をすることで就職活動に対する意識を高め、就職率100%に導きます。
課外活動
(スーパートレーナーコース・ゼミ・セミナー)
カリキュラムとは別に、コンディショニング(スポーツ)ゼミ、介護ゼミ、後療法ゼミ、テーピング講座などを少人数で実施。教員の経験をもとに、現場で役立つ理論や知識、技術を学ぶ場となっています。また、トップアスリートの帯同などプロトレーナーを目指す学生を対象に開催する「スーパートレーナーコース」では、日本代表クラスのアスリートをサポートする第一線の現役トレーナーから業務知識や技術、心の持ち方など直接指南を受けられます。フィールドでの実務体験や卒業後の就職、独立開業のアドバイスは大変貴重です。
現場力を養う「学外臨床実習」180施設
『伝統校・呉竹の信頼と25,000人超の卒業生ネットワーク』により、質の高い豊富な臨床実習施設を確保し、3年間にわたり学外での臨床実習を実施しています。1年次は現場での視野を広げるために複数の接骨院で見学実習を行います。2年次は整形外科・介護施設・スポーツ大会等での実習を通じて、多職種分野を知る機会を設けます。3年次は集大成として2週間ほど接骨院での実務経験を積むことで、卒業後すぐに活躍できる臨床力を養います。
本校の臨床実習にご協力いただいている施設は、1都3県で180施設。「臨床実習先一覧」にてご覧いただけます。
解剖学の理解を深める
「人体解剖実習」
人体の正常な構造を学ぶ「解剖学」は、柔道整復師になるための最も重要な科目です。本校は大学医学部と提携し、人体構造の3次元的な理解を深めるための見学実習を行います。机上での知識をさらに強化し、人命の尊さや医学の崇高な志に触れる貴重な機会となっています。また、例年夏に行われる上海中医薬大学短期留学の解剖コースでは、1週間にわたりご献体の解剖を行う解剖実習を行います(希望者のみ)。