鍼灸師になる際に夜間部を選択することは、「働きながら国家試験の受験資格を得られる」というメリットがあります。
現在の仕事を継続しながら学んでいる社会人の方が多く通学する鍼灸科夜間特修コースでは、キャリアチェンジ・キャリアアップを後押しする各種サポートがあります。

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オンデマンド授業について(土曜日)

1年次および2年次の土曜日に行われる授業の大半はオンデマンド形式をとっています。
そのため、1年次および2年次の土曜日は、大半は通学せず自宅などで授業を受けることができます(※数日の登校日があります)。
以下に、過年度の鍼灸科夜間特修コースの土曜日授業について記載します。

  • 1年次:基礎科目の授業(※本校入学以前の既得単位に応じた基礎分野科目履修免除制度あり。大半がオンデマンド)・学外臨床実習(対面)
  • 2年次:基礎科目の授業(※上記に同じ。1学期・2学期のみ。全てオンデマンド) / 専門基礎科目等の授業(※1学期のみ。大半がオンデマンド)・学外臨床実習(年数回。対面)・試験(年数回。対面)
  • 3年次:専門科目等の授業(※1学期・3学期のみ。対面)・学外臨床実習(年数回。対面)・試験(年数回。対面)

学内臨床実習は夜間授業時間帯に実施

夜間特修コースの授業時間は18:00〜21:10で、1日3時間の授業で効率良く学べるカリキュラムが組まれています。
学内施設における臨床実習は、全て平日の上記時間内に実施します。
なお、学外施設における臨地実習については、日中の時間帯に実施します(年4日~6日。実習先施設の状況により日数等は変わることがあります)。

仕事終わりでも通いやすい好立地

校舎は、JRの中央線・中央総武線「四ツ谷駅」と、地下鉄(東京メトロ)の丸ノ内線・南北線の「四ツ谷駅」から徒歩5分の位置にあります。
都心に位置し交通アクセスも良いため、比較的通い続けやすい環境にある点も魅力です。

日中に時間が取れない方でも、夜間特修コースであれば本格的に鍼灸師の勉強が可能です。

奨学制度などが適用された実質学費は?

鍼灸科 夜間特修コース(通常学費420万円)では、大学・短大卒の方を対象とした授業料奨学制度Aや、医療系国家資格有資格者の方を対象とした授業料奨学制度Bが設定されています。
また、受給要件を満たす方は、厚生労働省の専門実践教育訓練給付金制度を活用することで、以下の実質学費で国家資格取得を目指すことが可能です。
加えて、推薦入学奨学制度に該当の方は、さらに入学後に入学金の中から10万円を受け取ることができます。

<通常学費>420万円
<ケース1> 大卒・短大卒(授業料奨学制度A 適用▲30万円)+専門実践教育訓練給付金制度を活用(最大▲192万円)
実質学費負担額 :
198万円
<ケース2> 医療有資格者(授業料奨学制度B 適用▲60万円)+専門実践教育訓練給付金制度を活用(最大▲192万円)
実質学費負担額 :
168万円
  • 別途 教材費12~14万円、校友会費3万円が必要です。

■専門実践教育訓練給付金制度

受給資格のある社会人の方には、卒業までの3年間で最大120万円(年間最大40万円×3年)が支給されます。さらに、目標資格を取得し、かつ1年以内に雇用保険の被保険者となった場合は追加で最大48万円、そして雇用保険の被保険者となった先での賃金が、受講前と比較し5%以上上昇した場合には追加で最大24万円が支給され、総額で最大192万円が支給されます(2024年5月法改正)。

■授業料奨学制度

鍼灸科夜間特修コースでは、大卒・短大卒・専門学校(医療系)卒の方(卒業見込含む)や医療系国家資格をお持ちの方(取得見込含む)に対して、授業料を卒業まで減免する授業料奨学制度を設けています。適用を受ければ3年間で30万円または60万円が減免されます。

■推薦入学奨学制度

全学科を対象に、校友会推薦(卒業生の推薦)、臨床実習指導施設推薦(本校と臨床教育を提携する臨床実習指導施設の長の推薦)をもってご入学いただいた方に対して、入学金の一部(10万円)を入学後に付与する制度です。

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